サイバーセキュリティの重要性
1. 近年のサイバー攻撃
近年、企業を取り巻くサイバー攻撃は急速に高度化し、「いつ攻撃されてもおかしくない」状態になっています。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の最新レポートによれば、2024年に観測されたサイバー攻撃関連通信は前年比11%増加し、過去最高を記録しました。
さらに、インターネット上では 13秒に1回の頻度で攻撃パケットが届いている とされ、攻撃の“量”も“質”も年々増加しています。

出典:「NICTER観測レポート2024」
特に深刻なのが、IoT機器やWebサービスを狙った攻撃です。
国内では 1日あたり約730〜11,500台のIoT機器がボットに感染しており、平均すると 毎日2,600台が攻撃者の支配下に置かれている 状況です。
また、警察庁の発表では、2024年のランサムウェア被害報告件数は222件と依然として高水準で推移しており、攻撃者が“サービス化(RaaS)”していることで、誰でも攻撃を実行できる時代になっています。
サイバー攻撃はもはや特定の大企業だけの問題ではなく、あらゆる企業が日常的に狙われるリスクを抱えているのです。

注:3位の22/TCPには、一般的なサーバ(認証サーバなど)へのスキャンパケットも含まれます。また、その他のポート番号(Other Ports)の中にはIoT機器を狙ったパケットが多数含まれます。
出典:「NICTER観測レポート2024」
2.サイバー攻撃を受けた場合の影響
サイバー攻撃を受けた企業が被る被害は、単なる「システムトラブル」では済みません。
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査では、サイバー攻撃による被害額は年々増加し、中小企業でも数千万円規模の損失が発生しています。
攻撃を受けた場合の主な影響は以下の通りです。
① 業務停止による
売上損失

ランサムウェアやDDoS攻撃により、予約システム・決済・社内ネットワークが停止すると、1日数十万〜数百万円の売上損失が発生するケースも珍しくありません。
② 顧客情報・
個人情報の漏洩

美容クリニック・医療機関・ECサイトなど、個人情報を扱う企業は特に危険です。
漏えいした場合、多額の損害賠償・信頼失墜・口コミ・SNSでの炎上など、長期的なブランドダメージにつながります。
③ 復旧コストの
高騰

攻撃後の復旧には、データ復旧には、外部専門家の対応・データ復旧・システム再構築などが必要となり、数百万円〜数千万円規模の費用が発生することもあります。
④ 法的リスク・
行政対応

個人情報保護法に基づく報告義務や、顧客への通知対応が必要となり、企業の社会的信用が大きく損なわれる可能性があります。
各対応により、時間を奪われ、売上低下にもつながる恐れがあります。
⑤ 精神的・
時間的負担

攻撃後は、メディア対応・顧客説明・社内混乱など、経営者や担当者に大きな負担がのしかかります。
サイバー攻撃は「いつか起きるもの」ではなく「毎日起きているもの」。
そして、攻撃を受けてから対策をするのでは遅く、被害額・ブランド毀損・復旧コストは、事前対策の数十倍に膨れ上がります。
大切な情報を守る為に、まず知ることからはじめましょう。
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